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作家がスキャン業者を訴えた件について [本]

この間、作家がスキャン業者を訴えていたことがニュースに流れていた。
スキャン業者が「複製」を行うのは「私的複製」ではないという主旨と思いますが、記者会見の内容に「本がばらばらにされているのがしのびない」とかいっていたような気がする。本がばらばらになっているのをみるのはたしかにしのびないとは思いますが、本は読み終わったら廃棄されてしまうことが多いので清掃業者や廃品回収業者も訴えないといけなくなるんじゃないかと、思ってみました。
スキャン業者は、読み終わってそのままになっていた書籍を電子書籍としてよみがえらせてくれたありがたい存在とかと思ったほうがよいのに、なにか目先のことにとらわれている気がします。訴えるのべきは自炊したあとのばらばらにした本をオークションで販売している輩ですね。
あと、さっさと電子書籍を普及させない出版業界の責任もあると思います。CDのときと同じような状態なのでいずれ、紙媒体から電子書籍になっていくとは思います。米アマゾンでやっているように電子書籍の値段が紙より安くなれば、書籍の販売はいままでよりのびるとおもうのですが、日本では電子書籍と紙媒体と値段は同じものが多いようです。出版業界は、あまり、電子書籍にしたくないのでしょうね。
スキャン業者は「私的複製」の代行を行っている立場だろうから、法的にはグレーでしょうけど、まぁ、落としどころは、レンタルCDと同じように手数料的なものを上乗せするようにするんですかね。
どちらにしても作家も出版業界も時代の流れにのってほしいものです。
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